要点まとめ
- 総合的に比較するなら、まず確認したいのはクリニックフォアです。オンラインと対面の両方に対応し、低用量・超低用量ピルなど複数の選択肢があります。
- 診療代を抑えたいならメデリピル、診療時間を重視するならエニピル、送料込みの料金を重視するならルナルナ おくすり便も比較候補です。
- 低用量ピルのオンライン診療は、薬代だけでなく診療料・送料・システム利用料・定期便の条件まで含めて比較することが大切です。
- 取扱薬や診療方法、配送条件、解約条件はサービスごとに異なります。
「低用量ピルをオンラインで処方してもらいたいけれど、どこを選べばいい?」
「薬代だけで比較して大丈夫?」
「取扱薬や診療方法にも違いがある?」
低用量ピルのオンライン診療は、自宅から医師の診療を受けて処方してもらえる点は共通していますが、料金体系や取扱薬、診療方法、配送条件はサービスごとに異なります。
安く見える料金だけで決めず、診療料・送料・システム利用料・定期便の条件まで含めて比較することが重要です。
厚生労働省は、オンライン診療について、すべての患者が利用できるとは限らず、医師がオンラインでの診療が適切でないと判断した場合は、対面診療へ切り替えると案内しています。
この記事では、2026年9月19日時点で公式サイトを確認できたオンライン診療サービスのうち、低用量ピルを扱うメデリピル、クリニックフォア、エニピル、ルナルナ おくすり便を比較します。
※いずれも医師の診療を受けたうえで、処方の可否が判断されます。
※料金・取扱薬・配送条件は変更される場合があります。申し込み前に各公式サイトで最新情報をご確認ください。
※本記事で扱う低用量ピルのオンライン診療は、主に自由診療のサービスです。
低用量ピルのオンライン診療おすすめの結論
料金・取扱薬・診療方法・受診の選択肢を総合すると、まず比較したいのはクリニックフォアです。
本記事では、①実際に支払う総額、②低用量ピルの取扱い、③診療方法、④配送・解約条件、⑤対面診療という選択肢の5項目を基準に比較しています。
低用量ピルのオンライン診療で迷った場合は、最初にクリニックフォアを比較候補に入れると判断しやすくなります。
理由は、低用量ピルの定期配送料金が明示され、オンライン診療と対面診療の両方に対応しているためです。公式サイトでは2026年9月時点で全国15院以上の対面クリニックを案内しており、必要に応じて対面受診も検討できます。
一方で、重視する条件によって比較候補は変わります。
| 重視するポイント | まず比較したい候補 | 理由 |
|---|---|---|
| 総合的に比較したい | クリニックフォア | 低用量ピルの料金が明示され、オンライン・対面の両方に対応 |
| 診療代を抑えたい | メデリピル | 診療代0円で、低用量ピル5種類を取り扱う |
| 診療時間を重視したい | エニピル | 24時間診療に対応している |
| 送料込みで比較したい | ルナルナ おくすり便 | 定期プランは1シート3,298円(税込・送料込) |

ただし、最安値だけで決めるのではなく、診療料・送料・定期便の条件まで含めた総額を確認してください。
※自由診療です。医師の判断によりお薬を処方できない場合があります。
低用量ピルのオンライン診療は何を比較して選ぶ?
低用量ピルのオンライン診療は、総額・取扱薬・診療方法・配送条件・定期便の5項目で比較しましょう。

低用量ピルのオンライン診療を比較するときは、月額表示だけを見ると判断を誤りやすくなります。
確認したいのは、次の5項目です。
- 実際に支払う総額:薬代のほか、診療料・送料・システム利用料を確認
- 取扱薬:現在服用している薬や希望する薬を扱っているか確認
- 診療方法:ビデオ通話・電話など、医師による診療方法を確認
- 配送条件:発送時期、ポスト投函の可否などを確認
- 定期便の条件:最低受取回数、次回決済日、解約期限を確認

低用量ピルのオンライン処方そのものの仕組みや診療の流れを先に確認したい方は、
低用量ピルのオンライン処方ガイド|料金・種類・診療の流れ・注意点
をご覧ください。
低用量ピルのオンライン診療4サービスを比較
4サービスを比較すると、料金体系だけでなく診療方法・取扱薬・初回費用にも大きな違いがあります。
※表は横にスクロールできます。
| サービス | 低用量ピル料金 | 診療関連費用 | 送料 | 主な取扱薬 | 診療・特徴 | 継続・解約の確認点 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| クリニックフォア | 定期配送:月2,783円(税込)~ 12カ月まとめて定期:通常月2,255円(税込)~ クーポン適用時:月1,950円(税込)~ |
予約料・診察料1,650円(税込) 対象の再診は無料 |
550円(税込)/回 | 低用量・超低用量・ミニピルなど複数種類 | オンライン・対面の両方に対応 | 次回発送日の前日23:59まで、マイページから次回以降の定期配送を中止可能 |
| メデリピル | 1シート定期便:2,970円(税込) 12シートおまとめ定期便初回:1シートあたり1,853円(税込) |
診療代0円 | 1シート定期便550円(税込) おまとめ便は送料負担なし |
ファボワール、ラベルフィーユ、マーベロン、トリキュラー、アンジュ | ビデオ通話で診療 LINEで予約・管理 |
1シート定期便は3シート目の受け取りまで解約不可 |
| エニピル | 12シートおまとめ初回:1シートあたり2,750円(税込)~ 毎月発送プラン初月総額:7,480円(税込) |
診療費0円 初回発送時システム利用料3,300円(税込) |
550円(税込) | 低用量ピル・超低用量ピルなど | 24時間診療に対応 最短翌日ポスト配送 |
解約希望は次回発送予定日の20日前までに連絡 |
| ルナルナ おくすり便 | 定期:3,298円(税込)/1シート おまとめ:約2,198円(税込)/1シート |
初回診療料1,500円(税込) | 薬代に含む | マーベロン、ファボワール、トリキュラー、ラベルフィーユ、アンジュ | チャット+医師のビデオ診療 アプリで管理 |
次回決済の前日までキャンセル可能・キャンセル料なし |
※クリニックフォアは、対象となるオンライン自由診療の再診について診察料が無料になる場合があります。適用条件は公式サイトをご確認ください。
※クリニックフォアの月1,950円(税込)~は、公式サイトで案内されているクーポン適用時の価格です。クーポン内容や適用条件は変更される場合があります。
※メデリピルの1シート定期便は初回ピル代0円ですが、送料550円(税込)がかかり、3シート目受け取りまでは解約できません。3シート目までの支払総額は7,590円(税込)です。
※メデリピルの12シートおまとめ定期便「1シートあたり1,853円(税込)」は初回分の価格です。2回目以降の支払額は12シート33,000円(税込)です。
※エニピルの料金はプラン・薬剤により異なります。契約プラン初回発送時にシステム利用料3,300円(税込)がかかります。
※ルナルナ おくすり便のおまとめプランは、ピルの服用経験が6カ月以上ある方が対象です。医師の診療で処方に至らなかった場合は料金が発生しません。
※料金・解約条件は2026年9月19日時点の公式情報をもとにしています。最新条件は申込前に各公式サイトでご確認ください。
低用量ピルのオンライン診療4サービスの特徴
総合比較ではクリニックフォアを第一候補としつつ、重視する条件に合わせて4サービスを比較します。
ここからは、冒頭の結論で示した比較基準に沿って、それぞれの特徴と注意点を確認します。
クリニックフォア|オンラインと対面の両方に対応
クリニックフォアは、オンライン診療だけでなく全国15院以上の対面クリニックも展開しています。
2026年9月時点の公式案内では、低用量ピルのオンライン定期配送は月2,783円(税込)~、12カ月まとめて定期は通常月2,255円(税込)~です。公式サイトでは、クーポン適用時に月1,950円(税込)~となる案内もあります。
別途、
- 予約料・診察料:1,650円(税込)
- 配送料:550円(税込)/回
がかかります。
ただし、対象となるオンライン自由診療の再診は診察料が無料になる場合があります。
料金の分かりやすさ、オンラインと対面の両方を選べる点、配送・解約条件まで総合し、この記事では最初に比較したい候補としています。
なお、クリニックフォアのピル診療は自由診療であり、低用量・超低用量ピルの取り扱いも自由診療となります。
クリニックフォアのピル診療の料金・口コミ・取扱薬を詳しく見る
※自由診療です。医師の判断によりお薬を処方できない場合があります。
メデリピル|診療代無料で5種類の低用量ピルを取り扱う
メデリピルは、医療機関と利用者をつなぐオンライン診療プラットフォームです。診療と処方は提携クリニックの医師が行います。
低用量ピルは、
- ファボワール28錠
- ラベルフィーユ28錠
- マーベロン28
- トリキュラー28
- アンジュ28錠
の5種類を取り扱っています。
1シート定期便は2回目以降2,970円(税込)で、送料550円(税込)が別途必要です。
12シートおまとめ定期便の初回は1シートあたり1,853円(税込)ですが、12カ月分をまとめて決済・配送するプランなので、月払いと同じ感覚ではありません。
毎回の診療代が無料で、LINEから予約やプラン管理をしたい方が比較しやすいサービスです。
一方、1シート定期便は3シート目受け取りまで解約できないため、申込前に継続条件を確認してください。
詳しい料金・解約条件・口コミは、
で確認できます。
※自由診療です。医師の診療によりお薬を処方できない場合があります。料金・取扱薬・契約条件は変更される場合があります。
エニピル|24時間診療に対応し最短翌日配送
エニピルは、提携クリニックの医師によるオンライン診療を受けられるサービスです。
公式サイトでは、24時間診療に対応し、WEB問診後に医師のオンライン診療を受け、処方された場合は最短翌日にポストへ届くと案内されています。
診療費は無料ですが、契約プランの初回発送時にはシステム利用料3,300円(税込)が必要です。
また、毎月発送プランの初月総額は7,480円(税込)と案内されています。
診療時間の選択肢を重視したい方は比較候補になりますが、初回はシステム利用料まで含めた総額を確認しましょう。
エニピルでは低用量ピルのほか、超低用量ピルや黄体ホルモン薬なども扱っています。ただし、薬剤によっては国内未承認医薬品を扱う場合があるため、処方薬の承認状況や副作用被害救済制度の対象可否も確認してください。
詳しい料金や注意点は、
で解説しています。
※自由診療です。医師の診療によりお薬を処方できない場合があります。料金・取扱薬・配送条件は変更される場合があります。
ルナルナ おくすり便|送料込みの料金で5種類から処方
ルナルナ おくすり便は、医療施設と利用者をつなぐオンライン診療プラットフォームです。実際の診療・処方・発送は医療施設と医師が行います。
低用量ピルの定期プランは、1シート3,298円(税込・送料込)です。
初回のみ診療料1,500円(税込)が必要で、2回目以降は薬代3,298円(税込)の決済となります。
取扱薬は、
- マーベロン28
- ファボワール錠28
- トリキュラー錠28
- ラベルフィーユ28錠
- アンジュ28錠
の5種類です。
また、低用量ピルを6カ月以上服用している方は、おまとめプランを選べます。おまとめプランでは1シートあたり約2,198円(税込)~ですが、処方できる低用量ピルはファボワール錠28とラベルフィーユ28錠に限られます。
送料込みの料金が分かりやすく、アプリで診療から配送まで管理したい方が比較しやすいサービスです。
診療はチャットだけで完結せず、医師によるビデオ通話診療が行われます。
※自由診療です。医師の診療によりお薬を処方できない場合があります。料金・取扱薬・配送条件は変更される場合があります。
料金を比較するときは薬代以外も確認する
低用量ピルの料金は、薬代だけでなく診療料・送料・初回費用・継続条件まで含めた総額で比べましょう。

「月1,900円台」「初月0円」と表示されていても、それだけで最終的な支払額は分かりません。
たとえば、
- まとめ払いした場合だけ安くなる
- 初回だけ診療料・システム利用料がかかる
- 送料が別途必要
- 一定回数受け取るまで解約できない
といった違いがあります。
今回比較した4サービスでも、メデリピルは診療代無料ですが1シート定期便では送料が必要、エニピルは診療費無料でも初回にシステム利用料がかかります。
ルナルナ おくすり便は薬代に送料が含まれますが、初回診療料が必要です。
「1シートあたり○円」ではなく、自分が選ぶプランで最初の3カ月・6カ月・1年間にいくら支払うかを見ると比較しやすくなります。
薬代・診察料・送料を含む総額を同じ条件で比較したい場合は、低用量ピルオンラインで安いのは?診察料・送料込みの総額を比較をご覧ください。
処方される低用量ピルの種類も確認する
同じ低用量ピルでも成分やホルモン量が異なるため、希望する薬の取扱いと医師への相談体制を確認しましょう。
オンライン診療では、サービスごとに取り扱っている低用量ピルが異なります。
代表的な低用量ピルには、
- ファボワール
- マーベロン
- ラベルフィーユ
- トリキュラー
- アンジュ
などがあります。
ただし、「この薬が安いから」という理由だけで自己判断して選ぶものではありません。
既往歴、喫煙状況、血圧、服用中の薬などを確認したうえで、医師が処方可否を判断します。
現在服用している薬から切り替えたい場合も、薬剤名と服用状況を医師へ正確に伝えてください。
オンライン診療の方法を確認する
低用量ピルは問診だけで自動発送されるのではなく、医師の診療を受けたうえで処方の可否が判断されます。

オンライン診療では、WEB問診に回答したあと、医師による診療を受けます。
今回比較したサービスでは、メデリピルとルナルナ おくすり便はビデオ通話による診療を案内しています。
エニピルもWEB問診後に医師によるオンライン診療が行われます。
「チャットだけ」「診察なし」という表現を見た場合も、初回から医師の診療が不要という意味とは限りません。
詳しくは、
ピルはオンラインで診察なしで買える?チャットだけ・内診なしとの違いを解説
で整理しています。
低用量ピルのオンライン診療を利用するときの注意点
医療機関・処方の仕組み・薬の承認状況・副作用への対応を確認し、不安があれば対面診療も検討しましょう。
診療する医療機関を確認する
オンライン診療サービスには、医療機関そのものが運営するケースと、医療機関と利用者をつなぐプラットフォームがあります。
サービス名だけでなく、
- 診療を担当する医療機関
- 医師が診療を行う仕組み
- 問い合わせ先
を確認してください。
自由診療か保険診療かを確認する
避妊目的のOCは原則として自由診療です。
一方、月経困難症などの治療目的でLEPが処方される場合は、保険適用になるケースがあります。
オンラインでの保険適用については、
ピルはオンラインでも保険適用できる?低用量ピルの保険診療・自費診療の違いを解説
で詳しく解説しています。
国内未承認薬が含まれる場合は説明を確認する
サービスによっては、国内未承認医薬品を取り扱う場合があります。
PMDAの医薬品副作用被害救済制度は、製造販売の承認・許可を受けた医薬品を基本的な給付対象としています。そのため、国内未承認医薬品は同制度の給付対象になりません。
処方される薬について、
- 国内承認薬か
- 未承認の場合の入手経路
- 副作用やリスクの説明
- 医薬品副作用被害救済制度の対象か
を確認してください。
オンライン診療の安全性や個人輸入との違いについては、
ピルのオンライン診療は危険?安全なクリニックの見分け方と注意点
も参考にしてください。
強い症状があるときは対面受診を検討する
オンライン診療では、その場で内診・超音波検査・採血などを行えません。
強い腹痛、不正出血など気になる症状がある場合や、医師から検査を勧められた場合は、婦人科・産婦人科などの対面受診を検討してください。

※海外製であること自体が国内未承認を意味するわけではありません。承認状況は薬剤ごとに確認してください。
低用量ピルのオンライン診療が向いている人
通院時間を減らしたい人や継続処方を希望する人には便利ですが、検査が必要な場合は対面診療が適しています。
オンライン診療は、次のような人が比較しやすい選択肢です。
- 仕事や学校で婦人科へ通う時間を取りにくい
- 低用量ピルを継続して服用したい
- 自宅で医師に相談したい
- 薬を自宅へ配送してほしい
- 料金・診療方法・配送条件を自分で比較できる
一方、
- 強い腹痛や不正出血などの症状がある
- 内診・超音波検査・採血などを受けたい
- 医師から対面受診を勧められている
場合は、対面診療が適しています。
まとめ|迷ったらクリニックフォアを基準に比較する
総合的に比較するならクリニックフォアを基準にし、重視する条件で他サービスと比べると選びやすくなります。
今回比較した4サービスの結論は次のとおりです。
- 総合的に比較したい:クリニックフォア
- 診療代を抑えたい:メデリピル
- 診療時間を重視したい:エニピル
- 送料込みの料金を重視したい:ルナルナ おくすり便
ただし、表示されている月額だけでは実際の支払総額は分かりません。診療料・送料・システム利用料・最低受取回数なども確認してください。
どのサービスでも、希望した薬が必ず処方されるわけではありません。医師の診療を受け、自分に合った処方について相談してください。
低用量ピルのオンライン診療に関するよくある質問
料金・診療・配送・保険適用など、低用量ピルのオンライン診療で迷いやすい疑問をまとめます。
低用量ピルはオンラインだけで処方してもらえますか?
医師がオンライン診療で対応可能と判断した場合は、オンラインで診療から処方まで進められます。
ただし、症状や既往歴などによっては対面診療を案内される場合があります。
オンライン診療では診察なしで低用量ピルを買えますか?
初回から医師の診療なしで処方されるものではありません。
WEB問診は診療前の情報確認であり、それだけで自動的に処方が決まるわけではありません。
低用量ピルのオンライン診療はいくらくらいかかりますか?
サービスやプランによって異なります。
今回比較したサービスでは、1シートあたり1,000円台~3,000円台に見えるプランがありますが、まとめ払いの条件や診療料・送料・システム利用料が異なります。
表示されている薬代だけではなく、自分が選ぶプランの総支払額を確認してください。
オンライン診療でも保険は使えますか?
オンライン診療でも保険診療に対応する医療機関はあります。
ただし、避妊目的の低用量ピルは原則として自由診療です。月経困難症などの治療目的で保険適用のLEPが処方される場合とは分けて考える必要があります。
どの低用量ピルを選べばいいですか?
自己判断で薬を指定するのではなく、既往歴・喫煙状況・血圧・服用中の薬などを医師へ伝えて相談してください。
希望する薬があっても、医師の判断で処方されない場合があります。



